カヤックフィッシング

夏の終わりの足漕ぎカヤック釣行

夏も終わりが近づいてきた9月終盤

友人も足漕ぎカヤックを買ったので一緒に浮いてきました

友人が買ったのはモンベルで買えるライオット社の「マコ12インパルスドライブ」というモデルです

自分のカヤックはダークグレーというより黒に近い色です

渋くて好きな色ですが海上ではイマイチ目立たない艇なのです

その点友人の艇は波にもまれても海上でバッチリ目立って、オレンジのカラーリングもカッコ良いです

さて、当日は夜明け前後まで風速が強く、前日も強風だった為、うねりが残る可能性も考慮して安全のため日が昇りきってから遅めの出艇となりました

朝マズメを逃すことになってしまいましたが釣果にいったいどこまで影響してしまうのか・・・

まずは80gメタルジグにサバの切り身を付けて魚探反応のありそうな海底をネチネチ叩いていきます

今日は渋い一日な予感がする・・・

邪道と言われようがしょっぱなからお土産確保を最優先事項に根魚を狙います

魚探反応は良くて魚影はあちこち見えますが、直撃しても食ってくれません

なんとか良型のカサゴを釣り上げてお土産確保でほっと一息

その後も釣れない時間が続きます

あまりにもジグで釣れないのでタイラバに変えて探っていきます

このタイラバは自作です

ヘッドは鉛玉を叩いて塗装、フック部分はダイニーマのよつあみにチヌバリを巻いて作成しました

ネクタイとスカートのみ市販品を流用しています

タイラバも買うと高いので根掛かりなどでロスとしてしまうととても痛い・・・

ビンボーな自分はこの自作タイラバのおかげでルアーのロストを恐れず底を攻めることが出来て、数々のお土産をゲットしてきた、まさに相棒です!

一時期はこの自作タイラバが自分のメインウェポンだったんですが、最近はメタルジグに浮気気味(笑)

そんなとはさておきタイラバで果敢に根周りを探っていきます

来ないな~・・・

しばらく落とし続けると艇も流されて海底付近に魚探反応が現れました

その瞬間

ココココッ・・・というアタリ

これは魚がネクタイをかじっているアタリ

ここであわせてしまうとタイラバは中々釣れません

アタリがあっても一定速で巻き続け、竿が絞り込まれて重みが乗った時に初めてアワセるのです

なんならアワセを入れることもしないくらいです

兎に角一定スピードで巻き続ける

これがタイラバの極意です

簡単なようで難しい

人間って絶対アタリがあるとあわせちゃったり、スピードが速くなったりするんですよねぇ(笑)

さて、アタリがあってあわせにも成功したもののあがってきたのはまぁまぁ可愛いサイズのキジハタ

全然釣果がないので迷ったけどこれはリリース・・・だよねぇ?

その後はタイラバですらアタリがない時間が続く

う~ん、渋い・・・渋すぎる!

再度ルアーをメタルジグにチェンジして、今度はイカの切り身をフックにつける

もうなりふり構ってはいられません(笑)

落としてしゃくってみたりただ巻きしたりを繰り返すがなかなか食ってくれません

陽もすっかり昇ってもう食ってくれないかな?

・・・とジグを中層で止めて移動しようとした時

ようやく何かヒット

まぁまぁ良い引き、青物かな?

やりとりを見て友人も近づいてきました

青物と思っていたが上がってきたのは中型の真鯛でした

浅場でかかったせいか、引きの割にはそんなに大きくはなかったなW

駆けつけてきてくれた友人にネットインしてもらって無事キャッチ

ちょうど食べ頃サイズの美味しそうな真鯛をゲットすることが出来ました


その後も粘りましたがこの一匹を最後にアタリもなく終了

渋い日でしたが数日間の豪華な晩酌分はゲットする事が出来ました

帰ったらとりあえず捌いてカサゴのお創りを少しだけ

きちんと脳〆&血抜き処理を施してきたので身の状態は抜群

透明感のある白身はプリプリで甘くて美味しい

自分は寝かせた身が好きなのでこれから数日楽しみが続きます

また早く釣りに行かなきゃなぁ・・・

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