11月15日は狩猟の解禁日
今年から猟銃による狩猟を始めようと決意したつかまえ太郎
狩猟免許試験や猟銃所持許可、銃の購入等を全てクリアしてやっと猟期が始まる前に間に合わせることが出来た
当たり前だが装薬銃を使った狩猟は始めるまでの敷居が非常に高い(汗)
今年は春からずっと各種講習や試験勉強
許可申請や装備の購入含めて費用や時間をだいぶ使った・・・
もう一度同じことをやれと言われたらもうやらないでしょう(遠い目)
さて、せっかくの狩猟解禁日なのだが自分は始めたばかり
今回は銃を携行せずにじっくり先輩方の動きを見学しようという作戦w
自分が所属する猟友会の方々は良い方ばかりで快く同行させてくれた( ◠‿◠ )
日の出を待ってからみんなと一緒にポイントを回る
ナビには表示されていない道無き道を走るのではぐれないように着いていく
色んな場所に池や沼があるもんだと感動
実際の狩猟は静かな中での緊張感からいきなり迫力のある射撃モードへの対比が凄い!
マガモ(メス)
当たり前だが、皆さん鳥を出すのも撃ち落とすのも上手いな〜・・・
当日は11月も中旬だというのに気温も高く、渡り鳥である鴨の群れも本格的に入っていないようで午前中には終了となった
釣りと一緒で渡り鳥も年々獲れなくなっているとのことで色々考えさせられる
しかし先輩ハンター達の知識量や経験に基づく所作もプロフェッショナルで後ろから見ているだけで非常に勉強になった一日であった
次回は自分も1匹は獲りたいところである・・・
な〜んて、優しい皆さんからちゃっかり1匹頂いていたのだw
それも鴨類の中でトップクラスに美味いとされる”コガモ”(今回はメス)
帰宅中に知人から電話が入り、朝に〆たばかりの真鯛を持っていけというので有り難くいただく♪
今日の晩酌は頂き物で豪華な宴になりそうだw
帰宅してから迅速にカモの下処理
腸を抜いて羽をむしり、バーナーで残った羽を焼いた状態
初めての解体終了、慣れればデカい魚よりは手早く出来そう(このあと捌いた真鯛の方が時間がかかったw)
胸肉やモモ肉一体の半身が二つに・・・
ハツ・砂肝・レバーも美味しく頂きます
今回は初めてのジビエ肉を味わうために味付けは塩胡椒のみで!
弱火で皮目からじっくり火を通していく
焼いていると美味しそうな脂がたくさん出てくる!
出てきた脂をスプーンでかけながらゆっくり肉に火入れ
最後に表面をカリッとさせたらアルミホイルで包んで少し休ませて置く
その間、出てきた脂が勿体無いのでぶつ切りネギを入れて脂を染み込ませるように炒める
狩猟解禁日の頂き物スペシャルw完成
”コガモ”の洋風鴨ネギ炒め
紅葉真鯛のカルパッチョ
先ずは初体験の”コガモ”だが・・・
恍惚となるくらい美味い・・・
胸肉は市販のブロイラーの鶏とは異なり、牛ひれ肉に近いような食感
そしてほんのりレバーのような風味が鼻を抜けるが、それが最高に自分好み
自分が求めて想像していたジビエの味そのまんま過ぎて逆にビックリw w
パリパリの皮に包まれたモモ肉は脂たっぷりでひたすらジューシー
上質な甘い脂をたっぷり吸ったネギも、これだけで酒が進む付け合わせ
砂肝もレバーもハツもどれもほんの少しクセはあるが自分は野趣として味わえた
初めてのジビエの内臓肉はいささか不安だったが拍子抜けするくらい美味しく味わえた
しっとり食感の胸肉も・・・
脂が乗ったもも肉も全部最高に美味い!
せっかく活け締めの真鯛があるのに忘れるところだったw
今回は洋風晩酌のためカルパッチョにて
カモにばかり意識が向いていたが、秋の紅葉真鯛は脂が乗って最高なのだ♪
無言で骨にむしゃぶりついて恍惚感に包まれながらフィニッシュ
自分が想像していた理想通りのジビエ肉の味そのままで逆に驚いた
正直近年の狩猟採集食材の中で久々に感動を覚える晩酌であった
勿論、ジビエ肉を食べるために1年間色々頑張ってきた努力もスパイスになっていたのかもw
今回はどちらも頂き物だが、次回は自分で獲って食わねば!
自然の恵みと命に感謝!
ごちそうさまでした〜