10年に一度と言われる大寒波が襲来した夜
自分は近年めっきり多くなった八戸で出張の夜
もちろん青森市ほどでは無いにせよ珍しく八戸市にも雪が積もっている
せめて美味しいものを食べたいなぁとネオン街を彷徨っていると…
「釣吉」という雰囲氣のよい看板を発見
釣りキチの自分のためにあるような店だ(笑)
店先にはお任せ2000円のコースの看板
迷いなく入店
メニューはなく2000円のお任せコースのみとの案内がある
お酒のメニューはこんな感じ
とりあえず生ビール ¥500
一息入れて辺りを見渡すと、なるほど店名の通り、大将の釣り好きの片鱗が見て取れる
店内に貼られた写真や魚拓を見ると、どうやらお客さんも釣好きが集まる店らしい
すぐに大将と釣り談義になる(^_^)
しかも釣り仲間がお互いに知り合いだった・・・狭い世界だなぁ(笑)
釣吉と書いて(ちょうきち)と読むそうだ
五所川原市にも釣吉(つりきち)という魚介料理が大変に美味しい居酒屋があって、個人的には県内トップクラスだと思っている。
南部と津軽こそ違えど同じ名前
ココもどうやら魚介類は間違い無く良さそうなお店だ(イヒヒヒ)
最初に出たのは突き出しのタコ
白菜の漬物の上にタコの漬けのようなもの
しっかり出汁が染みたタコの風味にオリーブオイルの香りと白菜のシャキシャキ食感が凄く良い
タラの白子
コレはは間違いなしでしょう
新鮮そのもので臭みも無く、ねっとりしたクリーミーさを存分に味わえる
ナメタガレイの煮付け
ほんのり甘めのあっさり味にフワフワ食感が堪らない
真子の火通りも完璧で丁度良く炊かれた卵の食感と出汁の旨味を存分に堪能
良い光景が広がって来ましたよ〜(ムフフ・・・(*^ω^*))
生ビールも2杯飲んだし、日本酒へ切り替えるか
ってことで日本酒熱燗をオーダー
亀吉 特別純米(熱燗)一合 ¥500
記録的大寒波の夜に1人で熱燗…たまりまへん
コースはまだまだ続く
タラの漬け焼き
淡白な身にしっかり味付けがされており、プリップリで焼き加減も絶妙で超美味い
日本酒が進む〜
鱈フライ
揚げたての熱々なので気を付けながら頬張るとサクサクの衣と同じくらい柔らかい鱈の白身が口の中でほどけていく・・・
淡白な身質なのでたっぷりソースを付けて頂くと堪らない(๑>◡<๑)
悦に浸っていると、釣り仲間がやって来て釣果を報告した後、ドヤ顔で獲物を置いていった・・・
「お〜、ありがとう!なんか飲んで行かないか〜」と大将
「今日は帰ってまた来るわ」と釣り仲間
良いな〜!こんな感じの会話があるお店♪
マジで近所に一軒欲しい!
どうやら獲物は尾駁沼の隣り内沼で釣ったワカサギを持ってきていた様子
大将:「ワカサギ食べれる?」
自分:「もちろん!」
釣りたてワカサギをチャチャっと揚げる大将の背中が頼もしい♪
さっそく天ぷらにしてくれた
釣りたてピカピカのワカサギの天ぷら
塩だけで頂く、味はもちろん…♪
サクサクの衣から溢れ出るワカサギの香り、そして咀嚼していくと滲み出る仄かな甘み…
そしてまだお腹に余裕ある?
と〆に出してくれたのは・・・
北寄貝ご飯
はんなりお出汁に程よく食感を残した北寄貝の食感と風味が相まって美味すぎ!ペロリ!
最高の〆、頂きました
八戸には良く出張に来ているのにこんな良い店初めてだと思っていたら、どうやら昨年こちらの中心街の方へ移転して来たとのこと
常連さんもやはり釣り好きが多く酒も進み釣り談義に花が咲く八戸の夜
全部食べ終わったがまだ話足りなくて焼酎ロックおかわり
焼酎ロック(芋) ¥450
翌日のこと考えず飲んだな〜(苦笑)
マスターから来週行く予定のサクラマスのメソッドまで聞けて色々勉強になったし
コレから八戸出張の夜が楽しみになる店が一つ増えたな(^_^)
ごちそうさまでした〜
「居酒屋釣吉」
住所:〒031-0084 青森県八戸市十八日町1
電話番号:0178-22-8899
営業時間:18時00分~00時00分
日曜日は23時30分まで
定休日:不定休