仕事で八戸市に行く機会があり
ちょいと空き時間もできたので蕪島周辺散策して飯でも食おうということになった
自分は無類の津軽煮干しラーメン好きですが、昔ながらの正統派といった趣の八戸ラーメンも大好きだ
八戸へ行った際はだいたい一回はホッとするあっさりスープの八戸ラーメンを胃袋へ納めることが多い
今回はその中でも特に美味しさ、店の雰囲気共に自分のお気に入りである「大野屋食堂」へ行って来た
以前は駐車場がわからずなかなか訪問の敷居が高いと思っていたが、近くに専用駐車場があることを知って一気に身近な存在に(*^ω^*)
しかし八戸は雪が無くて良いなぁ・・・
暖簾をくぐるとそこは映画のセットのような店内♪素晴らしい!
お昼時は相席になるがパーテーションがあるので距離感はさほど気にならない
夏でも冬でも麦茶が提供されるのがブレなくて良い
必要にして最低限置かれた調味料・・・むしろカエシではなく醤油は何に使うのだろう?
なんたって品書きはラーメンとライスのみといった潔さですからね(*^ω^*)
さて、自分は迷うこともなくラーメン(大)を注文
ラーメン(大) ¥700
着丼した見た目はザ・志那そばといった趣
軽く脂の玉が浮いて透き通ったスープにパサっと系のチャーシュー、ネギ、ナルト、海苔、志那竹(あえてメンマとは呼ばない)
これ以上何が欠けてもどれを足してもこの正統派のビジュアルにはならないであろう
煮干出汁も使っているとは思うが、一番主張してくるのが煮干ではないところが津軽衆としては逆に新鮮(笑)
(あくまで自分の推測ですが)鶏や魚介系、昆布等の出汁が全てバランスのとれて旨味たっぷりのタイプ
それがこのホッとする味になっていると素人ながらの推測
麵はどちらかというと細めのちぢれタイプ
ツルツルだがコシは強く、スープに絡んでのど越しも良い
チャーシューもトロッと系ではなくワシワシとしたしっかり系
海苔にだって巻いちゃうもんね笑
せっかくホワイトペッパーがあるので軽く味変
この繊細な出汁には黒より白胡椒がやはり気分
ナルトも可愛い
皆さん黙々と食べ進め、速やかに帰っていく・・・
静かな、しかし落ち着いた雰囲気漂う店内
自分も黙々と食べ進めあっという間の完食
スープの塩気は強くないが旨味が強いから食べ進めても全く飽きが来ない
これは吞んだ後にも食べたくなるタイプのラーメン♪
永い間この鮫町で無数の海の漢(おとこ)たちの胃袋を満たし、冷えた身体を温めてきたであろう「大野屋食堂」
津軽衆だってもちろん満たされました~、また来ます!
ごちそうさまでした〜
「大野屋食堂」
住所:青森県八戸市鮫町日出町1
営業時間:11:00頃~スープ無くなり次第終了
定休日:日曜・月曜日(月曜が祝日の時は営業)
電話番号:0178-33-0660
駐車場:お店から少し離れた空き地に5~6台ほど(お店に案内図あり)