カヤックフィッシング

夏の風物詩マゴチを釣って食って呑む

こんにちはつかまえ太郎です

みなさんマゴチという魚を知っていますか?

平べったくてトカゲのような顔をしている魚です

怪魚といっても良い風貌と貪欲さを兼ね備えたこのイカした魚が自分は大好きです。

食べてもとってもおいしい魚で真っ白で上品な白身を持っています

マゴチを釣りに行ってみた

先日カヤックでマゴチ釣りに行って来ました

休日の朝、きょう一日ぼ~っと過ごしてやるぞ~!って決めてましたが天気予報に反して雨は降らず曇り空でおまけに無風・・・

まさにカヤック日和じゃありませんか!

ってことで急遽一人で海へ

しかし現地についてみると10M先も見えない濃霧で海へ出ても途端に方向感覚を失いそうです

カヤックに付けている魚探にGPSが付いているので問題はなさそうですが、近くに別の船が航行していれば衝突の危険性はあるし、霧の中方向感覚を失ったままだと船酔いもひどいと聞きます。

何より安全上絶対安全とはいえない出航は精神衛生的に絶対に避けたい

ということでしばらく車で待機すると、なんとか霧がはれてきました。

岸を目視できる距離から離れることなく移動すれば釣りは問題なさそうです

そんなことするくらいならオカッパリで釣れよと突っ込みが来そうですが、岸から届かない絶妙な距離で釣れるんですよね笑

それに何故か沖から岸に向かって引いてくるよりも岸側に投げて沖に引いてきた方が食いが良い気がします。

真夏のマゴチは10m以下の浅場での釣りが基本です。

少なくとも自分が毎年この時期通っている釣り場はそのパターンから外れたことはありません

まずはバイブレーションプラグを投げてスタート

リフト&フォールしらがら引いてみますが不発

次はワームをなげてみます

10gのジグヘッドにエコギアのグラスミノーMサイズをセットしました

タックルの手持ちがこれしかなかったのが不本意ですが本当はもっと重くて大きいリグの方がよいと思います。

着底したら底を少し切ってからゆっくり巻いてきたりリフト&フォールで誘ってみたり、正解がわからないので色々試してやってみます。

すると何投目かでようやくヒット!

40㎝ほどとそんなに大きくはありませんがあがってきたのは元気で奇麗なマゴチです

おいしくいただくためにしっかり〆ます

その後はキャストし続けるも、アタリはありますが活性が低いのか中々乗ってくれません

おまけに風は弱いですが潮の流れも速くて一回投げて巻くだけでかなりの距離をカヤックが流されます

そうこうしているうちにふと目を沖の方に向けると遠くにあった雲の塊がものすごい勢いでこちらにむかってくるではありませんか

岸の近くで遊んでいたので速攻で出廷場所に戻ることは出来ました。

しかし一瞬で近づいてきた雲にのまれた瞬間周辺視界が白くなったときは自然のパワーに改めて驚かされました。

さて、帰宅して早速マゴチを捌いて頂きます。

夏のマゴチは照りゴチとも言われ、フグに勝るとも劣らない逸品とのこと。

フグ料理にならって薄作りと唐揚げで頂きます。

肛門を中心に上下に切り分けて上半身は唐揚げ中心に、下半身は小骨が少ないので刺身で頂きます。

切り分けた下半身は大名おろしで簡単に捌けます。

下手くそながらも出来る限り薄く切り付けていきます。

見た目はイマイチだが絶品なマゴチの薄造り
脂に依存しない旨味のある身は青白く透き通っていて美味
骨の周りに付いた身が旨い唐揚げ

薄造りも唐揚げも超絶美味!中骨やアラも翌朝そうめんの出汁にしました。

自分は高級料亭のトラフグ料理なんて食べたことありませんがこの季節に釣りたてのマゴチを頂くと、確かになるほどなぁと頷くしかないのであります。

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