桜こそまだ咲いていないが、すっかり温もってきた日の週末
今シーズンの野菜づくりへ向けて春一番、庭の畑の土起こし
やはり久しぶりの土いじりは気持ち良い♪
春の訪れと共に庭の土を耕し始めるのは、まるで新しい季節の扉を開くようなものだな(ポエミーw)
そして、その自分で耕した土から採れる新鮮な野菜を食べる喜びは、何とも言えないものがあると思う
ひとり充実感に浸りながら身体を動かし腹が減ったので昼飯タイム
秘密基地(車庫w)でインスタントラーメン調理
わざわざ外でラーメンを煮る行為も含めて美味いのだw
握り飯も上手になったもんだw
さて・・・昼飯を終えて、庭の畑をみるともなく眺めていると、ふと雑草とは違う草が土から顔を出しているのが見えた
水仙かな?・・・いや違う!
これは「行者にんにく」だ!
何故庭の畑に?・・・と思考を巡らせて同じく昨年畑で発見した「ミズ(ウワバミソウ)」を思い出した
これは祖父が生前植え付けていたものだったのだ
おそらくこの行者にんにくも祖父が移植して植え付けていたものなのだろう
祖父が他界して庭の畑は手を入れられることないまま暫く忘れられていたが、ミズも行者にんにくも毎年このように芽を出し続けてくれていたんだな・・・
自分が気づかなくても春の訪れと共に新しい生命が息吹くことに感動
さて晩酌用にさっそく調理開始
土がついた袴をツルンととって
軽く水洗い
熱湯で1分ほど湯掻いて
麺つゆに一晩漬けておく・・・翌日が楽しみだ(๑>◡<๑)
当日の晩酌用にはサッと湯掻いた行者にんにくを卵でとじると・・・
簡単行者にんにく卵とじの完成
ニラでもよく卵とじをするが行者にんにくで作るとワンランク上の逸品になる
行者にんにくは、その強烈な香りと風味で知られている
箸で卵を割るだけでニンニクのようなニラのような芳香がふわりと立ち昇る
口に含むとしっかりと強い香りが鼻を抜ける
食感も先端の柔らかい部分と茎のシャキシャキした食感のコントラストがそれぞれ楽しい
これは酒が捗るw
合わせる酒は友人から頂いたむつ市の関乃井
日常酒らしい関乃井のどっしりとした風味と行者にんにくの強い風味がお互いにベストマッチを見せてくれてこの日も痛飲してしまったw
さて、翌日は麺つゆに浸しておいた・・・
行者にんにくのお浸し風を頂く
一昼夜麺つゆに漬けておいたが、濃縮タイプの原液は塩味が強い(汗)
出汁と行者にんにくの相性は抜群だったので濃い味好きな方はこのままでも良いのかも
自分はもう少し薄味が好みで、漬ける時間を短くするか、水で少し割っても良かったかもしれない
でもこの濃い味が結果的に酒を進ませこの日も痛飲してしまったのだったw
いや〜、畑の春の味!堪能した♪
今回新たな発見をしたことで、これから春の庭の畑が宝探しの場所に変わった
新しい生命が息吹く庭で、新しい春の楽しみを見つけてしまった日であった( ◠‿◠ )
また来年も芽吹くといいなぁ♪
ごちそうさまでした〜