ランプの宿で今では全国的に有名になった黒石市の「青荷温泉」
入浴料に食事付きの日帰りプランというものをゴールデンウィーク終了のタイミングで数量限定で実施していた
たまには両親にゆっくり温泉でも入ってもらおう( ^∀^)
ということで週末は黒石まで小旅行
道中「道の駅 虹の湖」で小休憩
ダム湖を眺めながら缶コーヒーで一服
いつもは十和田湖キャンプへ行く途中に立ち寄る程度だがゆっくり眺めて見るとなかなか良いロケーションにあるのだなぁ
さて、再出発
途中から峠道へ入り込んで急で細い山道を延々と進んで行く
所々に「けっぱれ!」とか津軽弁の看板が建てられており不安になる山登りを勇気づけてくれる(笑)
そんなこんなでようやく辿り着いた
なるほど、やはり秘境のお宿だなぁ
駐車場からお宿までは急な坂を降りていくことになる
その名も通称「のめくり坂」
オッケナヨ!
坂の途中にはなんと「日本たんぽぽ」が!
中々お目にかかれない在来種のたんぽぽで絶滅危惧種に指定されるほど・・・
流石”秘境の地”だ
ついにランプの宿「青荷温泉」に到着♪
初めて訪れたが立派なお宿だ
看板も格好良い
中へ入ると古民家風の重厚な造り
歴史を感じさせるとても良い雰囲気
宿泊客以外でもお昼に食事が出来る同お宿
しかし今回自分達はキャンペーンの特別メニューを予約済みだ
長い廊下にも灯油ランプが等間隔で架けられており趣がある
夜だと更に良い雰囲気を醸し出すんだろうなぁ・・・
長い廊下を抜けて外へ出ると左手には大量のランプを管理する「ランプ小屋」
そして正面には橋がかかってある
川にかかった橋を渡ると複数の湯に入ることが出来る
露天風呂は男女時間別で入浴可能
内湯は男女別に用意されている
連休明けの午前中での来訪なのでだ〜れも居ない
おかげで「つげ義春」の漫画に出てくるような萎びた温泉宿の雰囲気を思う存分味わうことが出来た
全部で四つある湯を制覇すると湯疲れしてきたので(笑)
予約した昼飯の時間まで大広間で雑魚寝が気持ち良い( ^∀^)
目が覚めるとあの後ちらほらと他のお客さんも来ているようで料理のセッティングが始まった
「青荷温泉の特別メニュー」 ¥2500(入浴料600円込)
いやはや凄いお料理が来たぞ(°▽°)
お冷がヤカンで置かれているのが良い・・・
しかし風呂上がりの自分はノンアルコールビール(*^ω^*) ¥350
さて、待ちに待った定食行きますか!
岩魚の塩焼き
遠火でしっかり焼き上げられた岩魚の身はホロホロ
塩加減も丁度良くて皮目まで美味い♪
山菜各種の天麩羅
ウドの芽
タラの芽
コゴミ
どれも自分で採って食べている山菜の天ぷらだが揚げ方がプロのそれ!
衣のクリスプ感や香りの抜け方が違う(気がする)
鴨肉鍋
鴨肉の他にも野菜やキノコが入って具沢山♪
少し甘みを感じる醤油出汁が美味い
アザミの炒め煮
出汁が滲み出た汁に浸かりクタッとなったアザミと一緒に白滝、油揚げを頬張ると
これまた乙なおかずですなぁ( ´∀`)
コゴミの胡麻和え(かけ?)
甘めに味付けされたゴマだれとコゴミのサクサク食感がマッチ
ワラビのお浸し
うま〜い・・・
時期なので毎日のように食べているワラビだが、自宅では山葵醬油でいただく事が多い
出汁を染み込ませるとこんなにも味わいある逸品に化けるのか
シドケの酢醤油和え
シドケの高貴な香りが酢醤油の酸味と共に鼻を抜ける非常に爽やかな一品
お新香と・・・
ご飯が付いてくるので・・・
ワラビのお浸しや
鴨肉鍋を乗せて白米を掻き込むと・・・
そりゃぁもう瞬殺になるわけですw
ノンアルコールビールも頂いたので腹はかなりパンパン・・・
食べ終わってみるとかなりボリュームのあるお膳であった
満腹に加え温泉にたくさん浸かったからか帰宅後は溶けるように熟睡
翌朝は嘘のように快調に目覚めることが出来た
身体も軽くなり疲れが抜けたような気がする
コレは温泉の効果なのか?( ^∀^)
どちらにせよゆっくり温泉に浸かって山の恵みに舌鼓を打って2500円は得した気分
スマホの電波は届かないがそれが逆にデジタルデトックスになったのかもしれない(^_^)
たまにはこんなゆっくりした週末の過ごし方も良いな♪
ごちそうさまでした〜
「ランプの宿 青荷温泉」
住所:青森県黒石市沖浦青荷澤滝ノ上1−7
駐車場:たくさんあるが宿まで少し歩く必要あり
電話番号:0172-54-8588