初夏に解禁を迎える佐井村の“紫雲丹”
その“紫雲丹”にありつくことを口実に大好きな下北半島で遊ぼうという趣旨の小旅行
もはや毎年恒例となりつつあり、例に漏れず今年もこの時期がやって来た
青森市から佐井村までは休憩を挟んで車で4時間ほどだが、少し早めに出発
東通に寄り道して訪れたのは・・・
「尻屋崎灯台」
左手は津軽海峡、右手は太平洋が広がる絶景の岬
県の花である”はまなす”が各地で花を咲かせており、綺麗で目をひく
そして“寒立馬”を間近でくまなく観察
なんて優しい眼をしておるのか・・・
そして自分の眼はどれほど濁っているのだろうか?と自分に問いかけるw
複雑な心境で尻屋崎を後にする(笑)
本日の宿に到着する前に風間浦村は“下風呂温泉郷”に立ち寄る
「海峡の湯」で上質な湯を堪能して・・・
そうしてようやくたどり着いた本日のお宿
「民宿みやの」
いつも通りにママさんが暖かく迎えてくれる
「風呂にはもう入ってきたよ」と伝えると
荷物を置いたらすぐにお待ちかねの夕食の宴開始♪
「民宿 みやの」の夕食
海の幸をメインにした相変わらず物凄い夕食
ほぼ大間マグロ盛り・・・といってもよい位にマグロたっぷりの刺し盛り
コレは”脳天”の部位かな?
身の繊維の中に甘い脂が入り込んで噛むたびに甘いなぁ〜
お目当ての”佐井村の生ウニ”
新鮮で粒がしっかり立っている絶品ウニ
口の中で転がすとただただスッキリとした濃厚な甘味が広がる
コレでビールを飲(ヤ)るために今年もここまで来たんだっ♪
ナメタガレイの煮付け
煮魚まで脂タップリ・・・上品な煮汁が繊細な白身にまたよく合うんだ
小鉢のイカは舌の外側が痺れるほど山椒がガッツリ効いてある
この刺激と爽やかな香りが最高に酒を進ませる!大好きな味付けだ
ウドの白和も仄かな苦味が大人な一品
珍しいマグロのモツ煮
コレは胃袋かな?
甘辛く煮た様々なマグロの部位が入っており、いろんな食感を楽しめる
マグロの産地でしか味わえない酒肴
おつまみが多種多様過ぎるので以下いっきに羅列w
フキの炒め物
春菊のお浸し
帆立の醤油焼き
トマトの冷菜お浸し
今回もうまく向けたつぶ貝などなど
ほとんどのお料理が地元で採れたものや敷地の畑で栽培されている食材
下北半島の豊穣さに感謝しつつ酒を愉しんでいると・・・佐井の海にも夕陽が降りて来た
その絶景を肴にまた酒を呑むw
陽も落ちて宴もそろそろ終盤か・・・
いやいや!少し残しておいた刺身やウニをご飯に乗せて超豪華な海鮮丼に♪
大間マグロに佐井のウニをひと口で頬張る至福・・・生まれてきて良かったぁw
最高の〆を堪能して膨れ上がった腹をさすりつつ就寝w
〜翌朝〜
「民宿 みやの」の朝食
美しくレイアウトされた、つかまえ太郎的に理想的な朝食
甘塩の紅鮭に・・・
たらこや納豆、温泉卵などごはん泥棒ばっかりのオカズが並び、朝から白米が進みまくる
それらを出汁が体に染みる味噌汁で胃袋に流し込めば・・・
完食!朝からご飯を3杯も平らげてしまったw
女将さんにまた来年も来るよと告げて朝早めにチェックアウト
腹ごなしに佐井の海岸線を散策
絶景の”願掛岩”は佐井村の名所のひとつ
聳え立つ“願掛岩”は神聖さえ感じる荘厳さ!
近くで見上げると口が半開きになるくらい圧巻のスケールだ
流石は下北半島!どこからでも釣れそうな雰囲気ムンムン
その下に広がる海もまた綺麗・・・魚も釣れそうだ
民宿も良いけど、今度はテント泊で釣りキャンプしたいな
ここでも”はまなす”が綺麗に咲いており癒される
フィールド調査した後は市街地方面へ戻る
腹もこなれたし!旅の後半も楽しもう!
ごちそうさまでした~
〜下北半島小旅行②〜へ続く
「民宿みやの」
住所:青森県下北郡佐井村佐井糠森33−4
電話番号:0175-38-2631
営業時間:チェックイン 15時00分~
チェックアウト~10時00分